私は京都で初期研修を行ったのち、京都大学の耳鼻咽喉科・頭頸部外科に入局し大森孝一教授の元で修行させていただきました。 前職の倉敷中央病院では耳鼻咽喉科の症例数が日本有数であり、執刀医・麻酔医として多くの症例に関わらせて頂き現在の診療力の基礎の一つとなっております。 私は10代の頃から原因不明の両耳難聴が進行し、最終的に補聴器を装用することになってしまったことが耳鼻咽喉科医を志したきっかけとなっています。
同じようにみみ・はな・のどについて不安や苦痛を感じられながら耳鼻咽喉科を受診する患者様方の気持ちに寄り添っていける医師でありたいと思いながら診療にあたっています。また二児の父親でもあり子を心配する親の気持ちはよくわかりますのでお子様の診療では怖がらせない、痛がらせないことを目標にしております。 これまで培った診療力と思いやりの心をもって、長岡京の地域医療に関わっていきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人結和会 理事長の原 聡です。
令和4年12月に開業した「長岡京かつら耳鼻咽喉科」は、当法人3院目の耳鼻咽喉科です。
病院という場所はいろんな不安をかかえた方ばかりが集まるところです。特に耳鼻咽喉科はお顔に見慣れない器具が近づいてきます。
お子さんだけではなく大人でも多かれ少なかれ不安を抱えて受診されるのが普通と思います。「不安を安心にかえる診療」、これをモットーとして日々の診療に携わっていきたいと思います。
私が日々の診療で心掛けていることがあります。
それは、目の前に座っている患者さまが、私の子供であればどうするか、親であればどうするかと考えることです。当然ですが自分の子供に痛い怖い思いはさせたくないし、自分の親に不安な気持ちになってもらいたくないです。
このような私の考えを、各クリニックの医師・看護師・受付診療補助スタッフ全員が同じ考えとして共有しているということが、当院の強みです。今後も今まで通り、できるだけ分かりやすい説明を心がけ、長岡京周辺地域の皆さまの不安を安心にかえる診療を続けていきたいと考えております。