補聴器の仕組みは外界の音をマイクで集音し、耳栓のスピーカーから音を出す仕組みとなっていますが、近年は聴力検査の結果を元にして特に聞こえの悪い音域を増強するデジタル補聴器が主流です。 補聴器をご希望される方には補聴器相談医による診断書を交付いたします。この診断書を元に補聴器をご購入された場合、年度末確定申告の医療費控除の対象となりますのでご購入費用ご負担の軽減となります。 また、当院では補聴器販売会社マキチエ様と提携して補聴器の調整を定期的に行っています。 院長自身も長年補聴器を使用して生活しておりますので、補聴器購入や装着に際してお悩みやご相談があればご遠慮なく仰ってください。
投薬治療などを行っても改善しない場合、難聴がある方には補聴器、難聴がない方にはサウンドジェネレーターを用いた音響療法を行っております。
長年にわたる睡眠時無呼吸は心臓や脳血管系に悪影響を及ぼし、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなります。 自宅で簡単に無呼吸や低呼吸が測定できる機械を貸し出ししておりますのでご希望の方はお申し付けください。 検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断された方には睡眠中の低呼吸無呼吸を抑制するマスク(CPAPと呼ばれる機械)を処方いたします。 処方後は継続した通院が必要となります(1か月に1回程度)。
鼻からのどへの垂れ込みが持続する症状が長年解決しない患者様がいらっしゃいます。 副鼻腔炎が原因となっていることが多いですが、副鼻腔炎改善後も持続する場合は慢性上咽頭炎(鼻の奥の突き当りの部分)が炎症を起こしていることがあります。その部分を化学的に焼灼することで症状が改善することがあります。ご興味がある方はお尋ねください。
投薬治療や点鼻薬などでは改善が乏しい鼻水や鼻閉症状に対して鼻の中の下鼻甲介という部分をレーザーで焼くことにより症状の軽減を図る治療法です。治療効果には個人差がありますが、おおよそ1年から1年半程度の鼻汁および鼻閉改善効果が期待できます。 治療の前には鼻の中を十分に麻酔し苦痛がないことを心がけます。治療後数週間は焼いた部分の腫れや滲出液により症状が悪化します。 治療内容についてご興味やご質問のある方はご遠慮なくお尋ねください。
ダニやスギ花粉を原因としたアレルギー性鼻炎に対して行う治療で治癒が見込めます。 デメリットとしては治療期間が長期間(約3年程度)に渡りますので定期的な通院が必要になります。 また重症の喘息症状をお持ちの方では重篤な副作用(アナフィラキシーショック)が出現する可能性があります。 ご興味のある方はまずは医師までお問合せください。
1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上の方に対して治療を行います。
診察時に呼気一酸化炭素濃度測定を行い、体内に取り込まれた一酸化炭素濃度を測定します。治療にはニコチネルパッチ(貼り薬)を計8週間ご使用いただきます。(内服薬のチャンピックスは現在流通困難となっています。)
途中で禁煙治療に成功しなかった場合、再開までに1年空けて行う必要があります。
37.5℃以上の発熱のある方は当院までお電話でご相談ください。
隔離室にご案内させて頂いた上でCOVID-19の抗原検査を行います。
陽性の方には隣接の薬局と共に非接触で処方薬の手配をさせていただきます。インフルエンザやアデノウイルス、RSウイルスの検査キットもございますので症状によって各種検査をいたします。
接種可能なワクチンは時期やワクチン入手状況などにより異なります。完全予約制となりますため、ご予約の無い方には接種をお断りしております。 詳しくはお知らせなどで別途ご案内いたしますので、そちらをご参照ください。
細い管状のカメラで鼻やのどの細部を観察する機器です。かなり細めのものを備え付けておりますので観察の際の痛みはほとんどございません。もし診察中に痛みを感じられた場合は遠慮なくお伝えください。苦痛に最大限配慮した診察を心がけます。
超音波を利用した痛みを伴わない画像検査です。被曝をすることもありません。首のリンパ節の腫れや甲状腺の腫れがないかを診察し定期的な経過観察もさせていただきます。
めまい症状の原因は大まかに耳の三半規管、脳、深部知覚、その他様々な原因がございます。重心動揺検査ではめまい症状を訴える患者さまの開眼時、併願時の重心の位置の変動を検査します。他の検査結果と合わせて、めまいの原因について複合的に考察いたします。
どろどろとした鼻水や鼻づまり症状がある場合に、副鼻腔炎の有無を調べます。このほか、お顔のお怪我をされた際に鼻骨骨折がないか、中耳炎がひどいときに乳突蜂巣炎の有無を調べることにも使用します。被ばく量は極めて低いためお子様でも安心して撮影いただけます。
オージオメーターにより標準純音聴力検査から補聴器装用時の語音聴力検査まで行うことができます。